松本総務大臣のデンマーク御訪問

令和6年5月2日
   4月30日~5月2日、松本剛明総務大臣がデンマークを訪問され、全行程に宇山大使が同行しました。
   松本大臣は、モーテン・ダーリン都市・地方・教会・北欧協力大臣、ビエア・デジタル化・ジェンダー平等大臣とそれぞれ会談し、自治体のデジタル化、AI、量子技術分野における日デンマークの協力等について意見交換を行いました。ビエア大臣との間では、両国間のデジタル分野でのさらなる協力を進めるための協力覚書(Memorandum of Cooperation)が署名されました。
   また、同大臣は、デンマークの自治体のデジタル化に大きな役割を果たしてきたKMD社(NECの子会社)、欧州の量子研究の中心であるニールス・ボーア研究所、デジタル化により市民の利便を図っているコペンハーゲン市市民サービス窓口を訪問しました。ニールス・ボーア研究所では、松本大臣立ち会いの下、情報通信研究機構(NICT)と同研究所が情報通信技術分野における研究協力に関する覚書(MOU)に署名しました。
   今回の松本大臣のデンマーク訪問は、昨年10月のフレデリクセン首相訪日後、最初の日本の閣僚訪問であり、岸田総理とフレデリクセン首相の会談の際に発表された日デンマーク首脳共同声明及び共同戦略的作業計画の重要なフォローアップの機会となりました。
   最後に素敵なこぼれ話を一つ。熱烈なサッカーファンであるダーリン大臣から松本大臣に、デンマーク・スーパーリーグのブロンビュで活躍している鈴木唯人選手のユニフォームが贈呈されました。




ダーリン都市・地方大臣との会談



ダーリン都市・地方大臣と(鈴木唯人選手のユニフォームを持って)



ビエア大臣との署名式



KMDにて、Per Johansson CEOほかと



ニールス・ボーア研究所前にて