ヴァイレ市における「Matsumae Business Event 2025」の開催

令和7年2月19日
2月18日~19日、ヴァイレ市で「Matsumae Business Event」が、ヴァイレ市と当館の緊密な協力の下開催されました。当館も深く関与する形でのビジネスイベント開催は、今年で3回目となり、今回はウェルフェアテクノロジー及び孤独/孤立に焦点を当てました。
1日目は、クリステンセン・ヴァイレ市長と宇山大使のオープニングスピーチに始まり、日本側からは、ロスキレ大学安岡准教授、デジリハ岡代表取締役、オリィ研究所吉藤CVO、ジェトロデュッセルドルフ事務所福井次長、DFree中西代表取締役、tona河東代表が登壇し、各自の専門性及びバックグラウンドに基づいた素晴らしいプレゼンテーションを行いました。プログラムの最後には、キアクゴー高齢者担当大臣が登壇し、デンマークの高齢者政策改革について講演されました。
2日目は、宇山大使、ヴァロワー在ヴァイレ名誉総領事、ジェトロデュッセルドルフ事務所が参加し、対日投資促進のためのセミナーを開催しました。一方、日本人専門家たちは、医療・社会福祉専門の職業訓練学校Social og sundhedsskolen、OK財団によって運営されている高齢者施設Betty Sørensen Parken、特別支援児童施設Bifrost、幼稚園と高齢者ケアセンターが一体となったKong Gauers Gårdの視察を行いました。
2日間の充実したプログラムを通じ、日本側・デンマーク側双方が互いの知見を学び合い、ネットワークを広げることができました。クリステンセン市長を始め、ヴァイレ市関係者の厚いおもてなしに感謝します。
今回のイベントを契機に、ウェルフェアテクノロジー分野における日・デンマーク協力がさらに進展することを願っております。
Matsumae Business Eventのオープニングスピーチを行う宇山大使
Matsumae Business Eventで講演するキアクゴー大臣
市長主催夕食会で挨拶をする宇山大使 (宇山大使の左隣がクリステンセン市長、右隣がキアクゴー大臣)
日本でのビジネスを呼びかけるヴァロワー名誉総領事
対日投資推進支援を説明するジェトロデュッセルドルフ事務所福井次長
Betty Sørensen Parken