和食イベントの開催

令和7年9月23日
9月23日、当館は東海大学欧州学術センターとの共催により、ヴェズベックにある同センターにおいて和食イベントを開催しました。本イベントには、当地の日本食を扱う料理学校や学校給食業者、卸売り・小売り・飲食業界、日本関係団体などから、40名を超える方々にご参加いただきました。
 
イベントの冒頭、宇山大使及び東海大学欧州学術センターのヤコブ・スキュット・イェンセン・ディレクターがスピーチを行いました。
 
その後、デンマーク美食アカデミー会長であり日本食普及の親善大使でもあるオーレ・モウリットセン先生が、日本独自の第五の味覚「うま味」について洞察に富んだ講演をされました。
 
また、鈴木篤史公邸料理人が和食の基本である出汁、味噌汁、おにぎりの作り方を実演を交えて紹介し、ゲスト全員に作りたての出汁、味噌汁、おにぎり、だし巻き卵が振る舞われました。また、5名の参加者には、実際におにぎり作りを体験していただきました。
 
イベントの最後には、東海大学欧州学術センター内にある茶室において「白檀の会」による茶道デモンストレーションが行われ、参加者に茶道の魅力に触れていただきました。
 
さらに、会場内に設置したブースでは、複数の企業の協力を得て、日本米やお茶、日本酒、有機芋焼酎をはじめ、さまざまな日本食品の紹介を行いました。
 
本イベントは、デンマークにおける日本食文化の普及促進や、日本食文化への理解を深めていただく好機となりました。
宇山大使のスピーチ
イェンセン東海大学欧州学術センター・ディレクターのスピーチ
モウリットセン教授によるレクチャー
鈴木シェフによる和食デモンストレーション
おにぎり作り体験
白檀の会による茶道デモンストレーション
(左から)宇山大使夫人、宇山大使、モウリットセン教授、イェンセン・ディレクター、鈴木シェフ
日本酒の紹介