渡辺英美氏が外務大臣表彰を受賞

令和7年10月10日
外務大臣表彰の授与
10月10日、大使公邸にて渡辺英美氏への外務大臣表彰授与式が執り行われ、宇山大使より表彰状が渡辺氏に授与されました。式典には渡辺氏の元同僚、ご家族、ご友人らが出席され、温かみと祝福に満ちた式典となりました。

渡辺氏は1977年、ユニセフで勤務を開始され、その後、インドにおけるユニセフ代表、バングラデシュにおける国連開発計画(UNDP)常駐代表など、指導的な役割を担われました。1998年から2002年にかけてはUNDP開発政策局長兼国連事務次長補を務められ、2012年から2014年までは世界銀行査閲パネル議長なども歴任されました。

渡辺氏は、UNDP開発政策局長として、貧困削減戦略や紛争後の復興支援に関する主要会議の開催に中心的な役割を果たされました。また、ベストプラクティスを共有するグローバルシステムを構築し、UNDPの効率化を推進されました。

渡辺氏は国連及び国際協力に関する理解を促進され、日本と諸外国との絆を大きく強化した功績が認められ、外務大臣表彰を受賞されました。

国際協力と開発分野における渡辺氏の多大なご貢献に対し、心より敬意を込めてお祝いを申し上げます。
宇山大使による祝辞
渡辺氏による答辞